土佐日記の一説に
「黒崎の松原を経て行く。ところの名は黒く、松の色は青く、
磯の波は雪のごとくに、貝の色は蘇芳に、五色にいま一色ぞ足らむ」
という、淡輪の風光を称賛する一説がございます。歴史に記されるその美しい海岸は、
現在ヨットハーバーや海水浴場に整備され、
人々が楽しめるスポットへと進化を遂げました。
淡路島に沈む夕日は、その時を経ても変わらぬ美しさから
「日本の夕日百選」に選定されております。当館は、創業明治37年。
そんな眺望に恵まれた淡輪の高台に位置する、
「景色」と「旬の魚料理」をお楽しみいただける小宿です。季節ごとに変わる、新鮮な素材を活かす心づくしの
おもてなし料理で、皆様をお迎えいたします。